B年 聖霊降臨後第12主日(特定15)特祷・聖書日課

聖霊降臨後第12主日

主よ、どうか絶えることのない憐れみをもって主の教会を守ってください。
人間ははかないものであり、あなたに頼らなければ倒れてしまうほかありません。
み助けによって、害のあるすべてのものからわたしたちを守り、益となるものを与えて常に救いの道に導いてください。
主イエス・キリストによってお願いいたします。
アーメン

第1の朗読

箴言第9章1節から

知恵は家を建て、七本の柱を刻んで立てた。
獣を屠り、酒を調合し、食卓を整え
はしためを町の高い所に遣わして
呼びかけさせた。
「浅はかな者はだれでも立ち寄るがよい。」
意志の弱い者にはこう言った。
「わたしのパンを食べわたしが調合した酒を飲むがよい浅はかさを捨て、命を得るために分別の道を進むために。」


詩編 34編9-14 

主の聖徒たちよ、主を畏れよ‖ 神を畏れる人には乏しいことがない
おごり暮らす者は乏しくなり‖ 主を求める人は良いもので満たされる
民よ、来てわたしに尋ねよ‖ 主を畏れることを教えよう
命を慕い求める者‖ 幸せな生涯を送ろうとする者はだれか
舌を制して悪を語らず‖ 偽るために口を開くな
悪を離れて良い業をなし‖ 心から平和を追い求めよ


第2の朗読

使徒書 エフェソの信徒への手紙 第5章15節から

愚かな者としてではなく、賢い者として、細かく気を配って歩みなさい。
時をよく用いなさい。今は悪い時代なのです。
だから、無分別な者とならず、主の御心が何であるかを悟りなさい。
酒に酔いしれてはなりません。それは身を持ち崩すもとです。
むしろ、霊に満たされ、詩編と賛歌と霊的な歌によって語り合い、主に向かって心からほめ歌いなさい。
そして、いつも、あらゆることについて、わたしたちの主イエス・キリストの名により、父である神に感謝しなさい。


福音書 

ヨハネによる福音書 第6章53節から

イエスは言われた。
「はっきり言っておく。人の子の肉を食べ、その血を飲まなければ、あなたたちの内に命はない。
わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠の命を得、わたしはその人を終わりの日に復活させる。
わたしの肉はまことの食べ物、わたしの血はまことの飲み物だからである。
わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、いつもわたしの内におり、わたしもまたいつもその人の内にいる。
生きておられる父がわたしをお遣わしになり、またわたしが父によって生きるように、わたしを食べる者もわたしによって生きる。
これは天から降って来たパンである。
先祖が食べたのに死んでしまったようなものとは違う。
このパンを食べる者は永遠に生きる。」
これらは、イエスがカファルナウムの会堂で教えていたときに話されたことである。



ホームへ戻る