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主教からのメッセージ

オーガスチンのまなざし 神のおとずれ 2018.4月号より

2018年4月1日

オーガスチンのまなざし 神のおとずれ 2018.4月号より

『宣教』
一昨年の九月、神戸教区は宣教1四0年記念行事を行いました。その時発表された各教会のビジョン、アクションプランは、その後、どうなっていますか。全体的に息切れ状態かもしれません。何が足りないのでしょうか。
 日本聖公会の首座主教植松誠北海道教区主教が、昨年の教区会(11/23)でお話しされた主教告辞が北海道教区報に掲載されていました(興味のある方は各教会の牧師まで問い合わせてください。PDF版で届けてあります)。
 北海道教区は六つの優先着手課題を決めて取り組んでこられたそうですが、効果的な宣教の結果を生み出していない状態だそうで、「その問題を突き詰めていくと、いったい私たちはどのような信仰者であるのかというところまで問われていきます。私たちにとって信仰とは、福音とは、教会とは、礼拝とは、献金とは何なのか。はたして私は信仰を生きているという喜びや感謝の中にいるのか。そのような自分の在り方を脇において宣教を考えても、それはあまり意味のないことだと思います。宣教とは私たちの生き方そのものです」と語られ、また「宣教とは、第一義的には、自分の信仰の証しです」と語られていました。この植松主教様の告辞を読ませていただいて、同じことが私たちの教区にも言えるのではないか、と思った次第です。

『信仰の証し』
 徳島県阿南市にある富岡キリスト教会にいた時の事です。ある中年のご婦人が「洗礼を受けたい」と来られました。
「何故ですか」とお尋ねしますと、「私たち夫婦が大変な状況になった時、義母に相談したことがありました。すると義母は、『大丈夫よ、私が神様にお祈りしてあげるから、大丈夫』と言ってくれました。その義母の言葉を信じて頑張ってきました。何とか状況もよくなって、あの義母の神様に対する信頼と信仰を自分も欲しいと思ったのです。」と教えてくださり、洗礼を受けられました。これが信仰の証しです。